デッドショート
デッドショートとは、バッテリー電圧を引き上げるための放電方法です。(放出性とバッテリー電圧を高める放電方法)

注意 :デッドショートにはリスクが伴います。よくご理解された上でご使用ください。

バッテリーや使用方法によっても異なりますが、デッドショートによりバッテリーの放出性とバッテリー電圧を高める事が出来る反面 、 一般的には放出容量は減ります。
また、通常使用の場合と比較するとバッテリー自体の寿命も短くなります。
よって、これらを犠牲にしても放出性を重視したい様なレースに適しています。
また、耐久性の弱いバッテリーによっては初めてのデットショートで使えなくなる物もあります。

《NI-CDと最新のGP3300に対してのアメリカで主流な放電方法(デッドショート)》
※デッドショートは、NI-CDと最新のGP3300以外のバッテリーにはお奨めできません。
@ 走行後のバッテリーをCDC(20A放電)で放電します。次にバッテリーを本器に取り付けます。バッテリー残量によって異なりますが、ランプが点灯し放電を開始します。
A 放電が進むにつれてランプが暗くなります。
B ランプサインが消えたら第一放電は完了です。 走行後などで残量の少ないバッテリーに対して作業を行う場合はランプサインがすぐに消えてしまう場合もございます。
C バッテリーを本器から取り外さずに2時間放置してください。その後、バッテリーを取り外し、バッテリーのプラス極とマイナス極をシリコンコードでつなぎデッドショート完了です。
D 1週間から4週間休ませて充電してください。充電の際は、新品のバッテリーに見られる様な不規則なデルタピークカットを何度も起こしますが、満充電になるまで再スタートを繰り返してください。

*バッテリーを壊すリスクを少なく、電圧を高める方法。
(NI-CDと最新のGP3300バッテリーに限る)デッドショートよりもリスクを軽減した電圧アップの方法として第一放電完了後バッテリーをユニットにのせたまま1週間保管する方法があります。 この方法に関してもバッテリーによりリスクを伴いますので1週間以上の放置はお止めください。

デッドショート対応放電器
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